40歳からの記憶術
人の名前や場所の名前がすらすら出てこない。
あの話どこかで聞いたんだけど内容が曖昧で言葉に出来ない。
などなど、私は年のせいというより昔からそうゆう傾向があったんです。だから本もたくさん読んでるし、ニュースもたくさん見てるのに(2倍速でw)、友人同士で話題になっても、うる覚えだから自分の言葉に出来ない。なーんにも知らない人みたいな感じになっちゃうんです(笑)
まあ薄々原因は分かってたんです。
なのでこの本を読んで、さらにその原因が確実になりました(笑)
この本でメインで書かれているのとは、
円周率を何桁覚えられるかより、ビジネスパーソンに必要なのは、アウトプットからの記憶術。記銘(インプット)、保持、想起(アウトプット)―記憶の3ステップが大切!!
別の言い方をすると、入力→貯蔵→出力の3セットで、特に注目しているのが出力「想起」です。入力された知識の量より、想起できる量が大切だと言ってます。
確かにそうですよね。私の場合はちょっと違うけど、知識はあっても言葉に出来ないんじゃ意味がない。自己満足の世界だし応用も利かない気がします。
「能ある鷹は爪を隠す」なんて言葉もあるけど、ビジネスの中では隠してばかりもいられない^^;;
下記は本文中でなるほどと思った部分の自分メモ。
- 頭の中にどれだけ知識があるかで賢いか賢くないかが決まるのではなく、その知識を上手にアウトプットし、加工し、そこから利潤を得ることの出来る人が賢いとみなされるようになってきている。
- 出力系の上手さ加減、下手さ加減というもののほうが、実際に頭に入っているものよりも大事だったりする。
- 「アウトプット」をゴールに、情報をインプットする。インプットそのものを目的にした従来の勉強ではなくアウトプットを目的とした記憶方法。
- テーマにそって、新しい情報をインプットしながら文章にする。
- 名称そのものよりも、中身を覚えていることの方が大事。何を想起しなければならないか、という中身が大切であって、ことばそのものではない。
- 名前を覚えられないのは、そのことに自分がプライオリティを置いていないから。なんども声に出して言うこと。反復練習が大切。
- 覚えたい事柄について、納得するまで理解を深める。
- 想起について、出来る人というのは、センスの問題でも記憶力の問題でもなく、ちゃんとリハーサルしているから、できる。(出来るようになるまで練習する、想起の場数をこなす)
- ある年代になったら入力の割合を下げ、出力の割合を上げる。
- ここは勝負だ!という数字だけを覚える。
- 頭の良い人は多様な可能性を想起できる人。パターンが2つぐらいしか浮かばない人と20ぐらい浮かぶ人だと経営判断は明らかに違う。
- 「想起と頭のよさ」の関係→たくさんの可能性を挙げることができる。楽観的な可能性と悲観的な可能性のバランスが良い。実現可能性を健闘することができる。
- 友達が多い人というのは想起力の高い人。そうでなければ徹底して優秀な聞き役が出来る人。
などなどなど。最初から最後まで興味深く読んだ本でした。
やっぱり何事も努力が大切なんですよね。
今日から実践します!!
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