人生の9割は40代で決まる!?
和田秀樹さんの「人生の9割は40代で決まる」を読みました。
項目によっては多少衝撃を受けたので紹介します^^;;
和田秀樹さんの本は初めて読んだと思いマス。(多分)
何しろ年間にたくさん本を出してる人で、よくネタが尽きないものだな~と感心。
この「人生の9割は40代で決まる」は、著者が40代を過ぎ50代になって振り返った時に、「まさに40代は、人生の9割を決める正念場だった」ということを感じて書かれた本です。
著者は、精神科医として医療現場に携わった経験から、40代は肉体的にも精神的にも「衰え」を感じ始める年代であり、一般的に40代から脳の前頭葉が萎縮し始めることにより意欲や創造性が衰え、仕事に対してやる気がわかなくなったり、斬新なアイディアが浮かびにくくなると書かれています。
その一方で、作家や作詞家、音楽家など40代から脂が乗り切ってくる人も多い。その違いは40代を精力的に頑張るかどうか?
要は、40代は今までの延長でなんとなく過ごしてちゃダメなんだ!
ということがメインで書かれている本だと思いました。
まあ、よくある話ですよね。
目次としては、
◆忙しい40代こそ「学び」で差がつく
◆40代の仕事ぶりがよかった人は上昇していく
◆楽しくないけどなんとなく、の関係をやめるとき
◆貯金だけに頼らない老後への準備
◆老け込まない外見と健康を保つ方法
◆40代からは誰もが「うつ」になりやすい
この本も男性サラリーマン向けに書かれた本みたいだけど、女性の私が読んでも面白かったし衝撃でした(笑)
「10年後の日本で生き残るために予測と勉強をする」という章では、10年後の日本はおそらく中国の悪口をいえない社会になる。そして貧富の差は広がり、各社社会化はいっそう進んで、まずまちがいなく「勝ち組」にならなければ食べていくのに苦労する社会になる。
と書いてます。
薄々感じてたことだけど、やっぱり今のままの日本じゃ先行き真っ暗ですもんね。政治もダメ、日本の経営者、財界人もダメ、学力もダメ。ダメダメです。
筆者は、この国は今後かなり没落するだろうと予想しているそうですよ。アジアでは北朝鮮の次に「ダメな国」になるといっても大げさではないって書いてます・・・^^;;
でもそんな中でも希望が持てるのは、「勝ち組になること」。
一握りの裕福層は貧富の差によって今より裕福になるだろうと。
今の段階でそのことに気づいて「小金持ち」になっておくと幸せな老後が待っていると。
老後、お手伝いさんを雇えるようになるか、はたまたお手伝いさんになってしまうか。この40代にかかってるってことですかね?^^;;
たまにはこうゆう悲観的な現実を考えて、奮起するのもいいのかも?と思えなくもないけど・・・ちょっと衝撃な章でした。
も一つ衝撃的な章が、「夫婦関係を40代で1度見直しておく」です。
離婚の決断をするなら40代!仲がよくないまま、なんとなく一緒に暮らすという中途半端な状態を40代で整理しましょうとススメています(笑)
その他にもありきたりでない考え方やアドバイスも多く、この手の本の中でも私的には面白いな~と思いました。
和田秀樹さんは他にもたくさん本を出しているので、時間がある時にちょこちょこ読んで良さげと思った本をまた紹介していきますね^^
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